二〇〇四年六月、九条を中心に、憲法を「改正」し、再び戦争をする国にしようとする動きを危惧する、井上ひさし氏(作家)、梅原猛氏(哲学者)、加藤周一氏(評論家)ら九名の著名な学者、作家など文化人が「九条の会」を結成、「アピール」を発表しました。(裏面のとおり)
アピールは「日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、『改憲』のくわだてを阻むため一人ひとりができる、あらゆる努力をいますぐはじめよう」と訴えています。
私たちは、この「アピール」の趣旨に賛同し、戸田でも大きく運動を前進させようと集まり「とだ九条の会」を発足させました。
「改憲」のくわだては大きな力と異常な早さで国民に迫っています。これをはね返し阻むためには、思想・信条、宗教の違いをこえて「憲法九条」を守るという一点で手をつなぎ合い、改憲勢力を圧倒する以外にはありません。
私たちは、「九条の会・アピール」賛同署名を集めながら、学習会や講演会、音楽会などみなさんの創意で多彩な運動をすすめようと考えています。
市民のみなさん
私たち、一人ひとりの力は小さいものですが、しっかりと手をつなぎ合えば大きな力になります。あなたが、下記の賛同署名をお寄せいただき、今後、地域や職場、学校、サークルなどで創意ある多彩な運動をすすめてくださるようお願いいたします。
二〇〇五年三月
「とだ九条の会」よびかけ人一同」
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