大きな感動……
「歴史の証言を聞くつどい」開かれる
 9月22日、戸田市文化会館で、「歴史の証言を聞くつどい」が開催されました。これまで、「つどい」は「つどい実行委員会」が主催してきましたが、今回は「とだ九条の会」と共催し、「731部隊元少年隊員・篠塚良雄氏の証言を聞くつどい」として開かれたものです。
 証言者・篠塚氏が、骨折により急遽出席できなくなるというアクシデントが起きましたが、篠塚氏の体験を聞き取り、本にまとめた「とだ九条の会」代表の高柳美知子さんが代わって証言されました。
 高柳さんは、篠塚氏が731部隊に志願した経過や、日々の生活、作業など詳細に証言。特にペスト菌をもったノミをネズミで培養した経験、軍医等が生体解剖した臓腑を金属トレーに並べる作業、病気になった同僚の生体解剖に加わったすさまじい経験の証言は、聞く人に大きな衝撃を与えました。
 最後に高柳さんは、篠塚氏の「私は自分の体験から、戦争を正当化する風潮には断固反対します。憲法九条は、この侵略戦争の反省からできたもの。九条は絶対守らなければならない」との決意を伝え、大きな拍手に包まれました。
 つどいには140名に及ぶ市民が参加。特に中学生や若い世代の参加もあり、会場は立ち見が出るほどの盛況でした。
 また、参加者からは多くの感想文(別掲)が寄せられました。
ページのトップに戻る 活動報告に戻る
inserted by FC2 system