■「歴史の証言を聞くつどい」から(2005年9月22日)
●私の父も中国に行っていました。生きているうちに語ってほしいと願いますが、多くを語りません。どう思っているのか?しかし、高齢の人に強要することはできません。今日は父の話を聞くような思いで聞かせていただきました。その胸のうちを聞かせていただけて良かった。事実を正面から受け止め、語ってくださる方は本当にすごい、強い、尊敬の念で一杯です。人間性をとり戻させてくださった中国の人たちの処遇は何ともすばらしいことか。日本の国ももう少ししっかりしていって欲しい。この時代だからこそ、歴史の証言は本当に大切と思います。(50歳代・女性)
●大変感動しました。今後とも活発に活動されることを祈っております。さて、最近私が読んで感動した本の名前を記しておきます。歴史の事実が詳細に著されてすばらしい本です。一読して下さい。(54歳・男性)
・『魂鎮への道(タイトルやや不明)』飯田進著(不二出版)
・『日本の戦争責任(上・下)』岩槻泰雄著(小学館ライブラリー)
・『特攻(新書版)』(出版社不明)
●少しむずかしい話だったけど、とてもためになりました。生体実験についてくわしく説明があって様子がうかんできました。ペストきんで人をペストにかからせるために動物などを使っていると語られていた時には、私は動物が篠塚さんのように好きだったので怖いなあと思い、戦争は人だけでなく生き物全てが苦しむものだから、これからも戦争ほうきを続けてほしいです。(13歳・女性)
●大変でしょうが、どうかこういう会を続けてください。今日はありがとうございました。(匿名)
●私は中国にいながら軍のことについて何も知らなかった。「我が方勝てり」の報道のままに子育てで暮らしていた。サイパンが落ちてから「我が方勝てり」に不審をいだくようになり、それでも(昭和)19年12月チチハル方面に行った主人は何も語らず、ソ連参戦後の二日間ソカイで留守になったところで死ぬ思いで夜を明かしたが、12月主人の帰奉まけた夜、何で何でを言う自分を省みず、戦後の平和についてどこまでも真実を知りたい一念で今日を過ごしています。(89歳・女性)
●正しいことを伝えていくためにできることがあったら協力したい。(女性)
●篠塚さんのお話が聞かれなかったのは本当に残念でしたが、今年が戦後60年という年月を考える時、戦争を体験された方々が話をする機会は本当にこれから先、益々貴重だと思います。(土曜日や日曜日の昼間にでも、また企画して下さい)時間との闘いもありますが、私達戦争を体験していない者が、それ故にしっかり学び、戦争のむごたらしさ、悲惨さ、無意味なことなどを子どもたちに伝えていきたい。九条をめぐる攻撃が先の選挙後の情勢のもと強まると思いますが、子どもたちに平和な社会・国を渡していきたい。(女性)
●篠塚さんのお話が聞けなくて残念でした…が、内容が良くわかりました。過去のこうした歴史の上に今がある。戦争で傷つけられた人、どちらも不幸であったと思います。侵略戦争にけじめをつけ謝罪を形にすべきです。憲法九条を守り、次世代に受け継いでいただきたいと思います。(60歳・女性)
●涙が止まらず、なぜこんなに苦しいのか!人類の犯した罪、日本人は自分達のやったことに対する罪の意識がなさすぎる。ドイツのナチの罪の深さを重く民族的にとらえているのに比べて日本は軽く、日本人は朝鮮、中国、アジアにももっともっと謝らなければならない。私達の年代が終って行く。言える年代を無くしてはいけない。しっかりと次の世代に伝えたい。先日、小野田さんの話を聞き、やはり中野学校のことを聞きました。教育の凄さを知りました。(74歳・女性)
●小泉が圧勝し、暗い気持ちでいましたが、戦争体験者がこれだけ頑張っていることに落ち込んでばかりいてははずかしいと思いました。まずは周りを変えていくことから始めたいと思います。(52歳・女性)
●講師の事故は残念でしたが、養生に専念されて、また元気に話をされることを祈念いたします。ごく真っ当な人間が「流れ」や「教育」で良心を失っていくことが理解できました。同じ「流れ」で憲法を改悪し、戦争への道を歩みかけているように感じています。九条を守るために、これからも協力してまいりましょう。意義ある集会を開催していただき、ありがとうございました。(47歳・男性)
●篠塚さんが来られなかったのは残念でしたが、高柳先生の話で雰囲気がよく伝わりました。友人を切り刻んだ話はすさまじいですね。ぜひ本を読んでみたいと思います。(35歳・女性)
●生々しいお話で、ご本人から聞いたら、どんなだったろうかと思いました。731部隊のやったことが、人間ではないことなのに中国はなぜ寛大になれたのでしょう。今度は中国側の証言を聞いてみたくなりました。今日は参加できて良かったです。小学生や中学生が参加されており、どんな感想を持ったか知りたいところです。戦争は絶対反対!九条を守ろう!(65歳・女性)
●真実を知っている人の話はとても重く、戦争を知らない私にも様々なことを考えさせていただきました。“人間”を“鬼”に変えてしまう戦争は、二度と起こしてはならないと思います。(篠塚さんの話が聞けなかったのは残念でしたが、お身体を壊されたとのことで、心配です。お大事にして下さい)(38歳・男性)
●「事実を正しく語る」--このことを戦争を知らない人がほとんどの社会、今、平和をこわし、戦争のあったころに戻るのではないか、と不安になる世の中。戦争は人殺しでしかないことをみんなで知っていく必要があることを確信しました。今、憲法を守ることは大切です。(匿名)
●篠塚さんのことは、教材にも使わさせていただいています。空襲・原爆の被害者、悪魔から人間への篠塚さんたち、岸信介ら責任の大きな人々、爆撃した個人のカーチスルメイについて知ることで、戦争をしくみとしてとらえてほしいと考え教材化しました。しくみ・構造を捉えるのは難しいようです。アニメ化できたらいらないとも考えたりします。(53歳・男性)
●皆さんの地道な努力に敬意を表します。私の人生体験から主権者の自覚がなければ戦争という民衆支配に抗することは不可能です。戦後、平和教育の伝統(精神)を受け継ぎ、歴史事実を誤魔化されることなく、事実を確かめ次世代を育てましょう。老・中・青、一緒に勉強しましよう。(83歳・男性)
●大変、貴重なお話、有難う御座居ました。ぜひ、次回も開催を待っております。大勢、特に若い方が集まってくださって、心強く、うれしく思いました。(72歳・男性)
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